ロフト／立命館大学と産学連携サークル

ロフトと立命館は9月1日、産学連携サークル「LOFT部」を発足する。このほど京都ロフトで、包括協定を締結した。

＜LOFT部の仕組み＞

インターンシップでもなく、授業でもなく、学生が主体的に課題を発見し、解決に取り組む経験を実践的にできる「場」を目指す取り組みで、企業と大学によるコラボレーションは、日本で初めての取り組みという。

本来、ロフトが得意としてきたことは「雑貨の新商品」を、変化する時代のテーマで「しなやかに編集」することにあったが、ここ数年は消費者のリアルニーズをいかに把握するかが課題となっていた。

次代を担う大学生の意見を積極的に取り入れ、マーケット変化へと柔軟に対応していくことで、さらに広い年代層のお客に支持されるロフトを創り上げていくために、産学連携サークルを発足するに至った。

今までにない新しい切り口での企画や売場の提案、品そろえの提案を期待し、ロフトの新たな成長戦略のひとつである産学連携の第一歩として、立命館との連携を進める。

京都ロフト内にLABO（部室）を設け、京都ロフトと京都全体をフィールドとした、主体的な創造・発信・学びの場を設ける。

LOFT部では、学生と社員と教職員が、学生をリーダーに、京都ロフトの現状を把握、理解した上で自由にテーマを設定し自発的に活動に取り組む。

今後は、他の地域でも産学連携の取り組みを進めるとともに、ここから生まれる新たな商品、売場、企画、情報を、ロフトの新しい発展の種として発信、成長させていくことを目指す。

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