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小僧寿し/大西社長個人口座へ4500万円の不明確な支払い

2014年08月07日 / 経営

小僧寿しは8月6日、第2四半期決算と四半期報告書の公表を当初予定の8月14日から、延期すると発表した。

現社長である大西好祐社長の個人口座に対して、小僧寿しから4500万円の不明確な支払いがあったことを受けたもの。今回の開示に対して、大西社長は「一方的な見解である」などの理由から、開示に反対したという。

同社によると、第2四半期決算作業過程の8月1日に、代表取締役社長の大西氏が、自己の役員報酬に対して東京地方裁判所から債権差押命令を受けており、かつ自ら代表取締役社長としての名をもって同裁判所に提出した債権の存否等に関する陳述書に無報酬である旨を記載していた。

しかし、役員報酬名目で、5月14日に担当部門である総務人事部を通さずに4500万円を、自社口座から代表取締役社長個人の口座に振込むよう指示し、かかる振込が実行されていた事実が判明した。

大西氏が代表取締役社長に就任した2013年12月3日の以降の入出金全件について、会計監査人である東陽監査法人と協議のうえ、個々の入出金の適正性について確認作業を進める必要があると判断したという。

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