西武池袋本店／元旦初売りに40万人が来店、売上高前年比1割増

西武池袋本店は1月1日、初売りを実施し、約40万人が来店した。

＜元日のイベント「七福神」＞

来店客数が多かったため、30分開店時間を早め、午前9時半に開店し、前年比1割増しの売上となった。

12月28日より「西武・そごう冬市」のCMを3年ぶりに投入し、26日よりLINE、Youtubeでも、店内外の事前告知を強化し、来店客数が伸長した。

七福神のお出迎え（御福銭プレゼント）、各階のお正月イベント（三味線演奏など）といった日本らしいエンターテイメントが、好評だった。

＜婦人雑貨フロアの福袋大市＞

福袋は婦人ブランド福袋（3・4 階）が一番人気で、お目当ての福袋購入後に、さらに違う福袋に並んだり、セールを買い回るなど大変賑わったという。

福袋の売れ筋価格帯は、衣料品1万円、雑貨5000円～1万円、食品2000円。ファッション福袋だけでなく、インテリア雑貨の「今治タオルメガ盛り福袋（バスタオル15枚・フェイスタオル20枚）」1万円が販売直後に完売した。

ファッションでは、春物=正価品の伸長率がセールを上回った。

＜にぎわう免税カウンター＞

免税売上は、免税対象商品拡大に伴い、海外旅行客も増加し、ファッション・こども福袋のまとめ買い、化粧品・食品の買い回り増加により、件数前年比3.5倍、売上3倍と大幅に伸長した。

顧客層は、中国・香港・台湾や東南アジアの30歳代・40歳代が増加しており、2～4 人の家族・グループによる買い物が多く見受けられ、免税カウンターは、福袋をまとめて購入した家族連れを中心に、途切れることなく終日賑わった。

＜こども服フロア＞

＜紳士服フロア＞

関連記事