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日本マクドナルド/異物混入の撲滅を目指す

2015年02月04日 / 商品店舗経営

日本マクドナルドは2月3日、異物混入の撲滅を目指す取り組みを発表した。

全国のマクドナルド店舗で、1月25日から2月上旬の間、集中的な清掃と機器メンテナンスを行っている。

店長をはじめとしたクルーが、客席、プレイランド(子ども向け遊具施設)、手洗い、キッチンや倉庫といった店舗全体を対象に、通常の清掃を超えて徹底的に清掃をする。

2月から5月までの間に、専門知識をもつ第三者機関の検査員が、マクドナルド全店を抜き打ちで訪問し、キッチンの中の異物混入の防止策や保守管理が適切かなどをチェックする。専門的な視点で確認し、衛生的な店舗にすることで安全な商品を提供できる環境を作る。

衛生的な店舗環境が整い、そのうえで正しいオペレーションを実行する。そのために、クルーの知識と意識を新たにする目的で、全国のマクドナルドで勤務する約15万人のクルーがトレーニングで知識を習得する。

トレーニングは2月5日から開始し、さまざまな勤務状況のクルーが参加しやすいよう、インターネット上で実施し、スマートフォンなどで受講できる仕組みとした。

原料を製造するサプライヤー各社とも、異物混入の撲滅を目指して、連携を深める。国内外のすべての工場に対し、衛生管理の体制を今一度確認し、品質管理基準の厳粛な運用遵守を再度徹底するよう、1月8日付で通達した。

1月14日付で品質管理向上を目的として、サプライヤーによる異物混入リスクの再評価と対応や、既に通達した監査体制強化の実施、マクドナルドが開催するサプライヤーサミットへの参加など、本年度実施するさまざまな活動について通達した。

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