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イオンリテール/衣料品の下取りキャンペーン

2015年03月06日 / トピックス商品店舗経営

イオンリテールは3月20日~24日、世界的規模でアパレル製品のリサイクル活動を行うアイコジャパンと共同で、衣料品の下取りキャンペーンを実施する。

アイコジャパンは、スイスに本社を置く繊維リサイクルの世界的なリーディングカンパニーグループSOEXの一員であり、アパレル製品のクローズドループ(廃棄することなく素材を循環させる新しいリサイクルのカタチ)の構築を目指して古着や靴の回収事業を展開している「I:COLLECTAG」の日本法人。

一般的に衣料品は焼却処分されることがほとんどで、衣料品のリウェア(再着用)を主目的とした、「衣料品の下取りキャンペーン」を実施することで、環境社会貢献活動をより一層推進する。

これまで3回にわたり、アイコと共同で店舗オペレーション、物流の改善など、衣料品の下取りに関する実験・検証を行い、運用体制が確立したことから「イオン」の衣料品取扱い店舗で定期的に実施することとなった。

下取りした衣料品は店舗で取りまとめ、捨てられることなく1週間程度でアイコ国内提携工場に運搬後、3週間~1か月をかけ同社海外提携企業工場に輸送する。

その後、メンズ、レディース服など約400種類に選分され、7割をリウェア(再着用)として活用し、それ以外はリサイクルとして、状態や用途に合わせて活用する。

リウェアとして活用する衣料品は、アイコ海外提携企業を通じて店舗で下取り後、最短3か月でアフリカや南米・アジアなど世界64か国で販売する。

イオンリテールでは、今後も継続的に衣料品のリウェア(再着用)を主目的とした下取りキャンペーンを実施し、循環型社会の実現を目指す。

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