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ヤフー、ソニー不動産/業務・資本提携

2015年07月07日 / 経営

ヤフーとソニー不動産は7月7日、日本国内の中古住宅流通市場とリフォーム・リノベーション市場の活性化に向けて業務提携契約を締結したと発表した。

締結に伴い、ソニー不動産は、第三者割当増資によりヤフーを割当先としてソニー不動産の普通株式を発行し、ヤフーから18億円の出資を受ける予定だ。

ソニーも第三者割当増資と同時に、ソニー不動産に対して約10億円の追加出資を行う。ソニーによる追加出資とヤフーからの出資により、ソニー不動産への出資比率は、ソニー約56.3%、ヤフー約43.7%となる。

ヤフーとソニー不動産は、「Yahoo!不動産」における売買仲介、リフォーム・リノベーション、賃貸管理の各分野で包括的な業務提携を行い、新たなサービスを提供する。

最初の取組みとして、ヤフーとソニー不動産は、ヤフーのメディア力とソニー不動産の技術力を融合し、不動産所有者が主体となってマンションを自由に売り出すことを可能とする新しい不動産売買プラットフォームを共同で開発し、2015年中に公開する。

新規不動産売買プラットフォームを通じて、不動産所有者は、「自分のマンションを、自分が決めた価格で、自分で売り出す」ことができるようになるため、不動産売却方法の選択肢が新たに広がる。

不動産売買プラットフォームの活用で中古住宅流通市場が活性化することにより、リフォーム・リノベーション市場への波及効果も期待できるという。

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