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トリンプ/本部-店舗間の連携システムを改革

2015年08月15日 / IT・システム商品店舗経営

トリンプ・インターナショナル・ジャパンは、本部と店舗間の連携システムを見直した。

本部から店舗への情報ツールはメールだったが、連携システム「店舗matic」を導入し、大幅な改革を実現した。

<従来>
従来

主力業態「AMO’S STYLE by Triumph」ターゲット層は、10代後半~20代から20~30代にプロモーションを展開し、より販売を強化するために、より緊密で効率的な連携が必要になっていた。

本部がどんなにいい企画・戦略を打ち出しても、店舗で主旨どおりに実践してもらわなければ意味がない。氾濫するメールを整理し、不可解な指示を払拭、正しい情報を共有することが急務だった。

従来は、店舗へのメールは統一性がなく、個人差があり、不要な文言や内容も見受けられた。このため、店舗maticによる本部から店舗へのお知らせ発信方法のルールを周知、徹底させるとともに承認機能を活用した。

<店舗matic導入後>
店舗matic導入後

この結果、お知らせ内容を第三者がチェックでき、不要と判断した場合は送信を中止するほか、文案の修正もできる。これにより、必要な情報のみをできるだけわかりやすい形式で送信することが可能になった。

今では店舗側の未読・既読がわかり、実行したのかどうかが把握できるのでおたがいに手間が減った。

組織の改編時や新人が入った際にも送信内容が異なることはなく標準化が図れ、営業はメール内容について店舗からの問い合わせがなくなったため、デベロッパー交渉や売場チェック、確認、指導など重要な仕事に時間をさけるようになった。

店舗側では、わかりやすく、シンプルでマニュアルがなくても直感的に操作ができると好評で、情報伝達・共有の効率が高まった分、本来の業務である販売に時間を費やせるになった。

全体アンケートによると1店舗あたり月間6時間強の時間が創出できたという結果になった。

創出できた時間で、営業はよりクオリティの高い売場づくりに、店舗側は接客時間が増えサービス向上に注力できるようになったと評価している。

なお、店舗maticの導入理由として、細かいヒアリングを行い、問題点・解決策を具体的に提案してくれたことが重要だったという。

■問い合わせ先
TEL:0120-341-890

■店舗matic
http://www.nexway.co.jp/service/tempo/index.html

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