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ニッセンHD/大型家具事業撤退、120人の希望退職者を募集

2015年08月17日 / 経営

ニッセンホールディングスは8月17日、早期黒字化に向けた経営合理化策を発表した。

ニッセンブランド大型家具事業を撤退し、物流配送インフラを担う三重大型商品配送センターを売却する。

撤退に伴う損失として約39億円(三重大型商品配送センターの売却を含む)を2015年12月期に特別損失として計上する予定だ。2016年12月期への影響として、約6億円の経常利益改善効果を見込む。

事業撤退を含めて組織全体の統廃合を進めて中、戦略コア事業への人的リソースの再配分と人員体制スリム化による固定費圧縮を図ることが経営上必要と判断し、希望退職者を120人募集する。

希望退職の募集実施(ニッセンブランド大型家具事業の撤退に伴うものを含む。)に伴い発生する費用として約8億円を2015年12月期に特別損失として計上し、2016年12月期には、約9億円の経常利益改善効果を見込む。

アパレル・雑貨商品の検品、検針などを行う海外検品所の整理等に係る損失として約10億円を2015年12月期に特別損失として計上する。

海外検品所の整理などに伴う2016年12月期への影響として、約5億円の経常利益改善効果を見込む。

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