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ニッセンHD／当期損失119億円に通期予想を下方修正

2015年08月17日 ／ 決算

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ニッセンホールディングスは8月17日、2015年12月期通期連結業績予想の修正を発表した。

売上高1620億円（前回予想比8.8％減）、営業損失66億円（前回予想は56億円の営業損失）、経常損失61億円（50億円の経常損失）、当期損失119億円（54億5000万円の当期損失）とした。

ニッセンブランド大型家具事業からの撤退を決定し、戦略コア事業へのリソース配分の強化と全体組織体制のスリム化を図るための希望退職の募集、加えて海外検品所の整理などを実施する。

経営合理化策の実施に伴い発生する経営合理化費用は、ニッセンブランド大型家具事業の撤退に伴う損失として約39億円（三重大型商品配送センターの売却を含む）、希望退職の募集実施（ニッセンブランド大型家具事業の撤退に伴うものを含む）に伴い発生する費用として約8億円、海外検品所の整理等に係る損失として約10億円、合計約57億円を見込んでおり、2015年12月期に特別損失として計上する予定だ。

経営合理化策に伴う2016年12月期への影響としては、約20億円の経常利益改善効果を見込んでいる。

今回の経営責任を明確にするため、役員報酬の減額を実施。年度業績に連動して支給される本年度の変動報酬はゼロ支給とする。

9月～11月までの3か月間、ニッセンホールディングスでは、代表取締役報酬月額の30％を減額、取締役報酬月額の20％を減額、執行役員報酬月額の10％を減額。

ニッセンでは、代表取締役報酬月額の30％を減額、取締役報酬月額の20％を減額、執行役員報酬月額の10％を減額する。

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