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イケア/熊本に日本初の小型サテライト店、10月オープン

2015年08月26日 / トピックス店舗経営

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イケア・ジャパンは8月26日、熊本市に10月に日本初の小型サテライト店をオープンすると発表した。

<新フォーマットを発表するリスト社長>
新フォーマットを発表するリスト社長

2011年4月に福岡県糟屋郡にオープンした「IKEA福岡新宮」のサテライトとなる位置づけで、イケアでの買い物をより簡単に、より便利にする。日本のほか、カナダでも同様の小型サテライト店の取り組みを進めている。

店舗面積は、IKEA福岡新宮の敷地面積約6.2万m2、店舗面積約3.1万m2に対して、10分の1サイズで、あらかじめオーダーした商品を店舗で受け取ることができる。

小型サテライト店では、実際の商品をディスプレイし、商品を体験できる工夫をする。取扱アイテム数は未定。

プリント版のカタログ、スマートフォン・タブレットといったデジタルツールなど、さまざまな媒体から商品を閲覧でき、店舗で注文できる。他のイケアストアから注文した商品を受け取ることもできる。

現在、日本ではオンラインストアを開設していないが、2020年を目途に、オンラインストアを開設し、オンラインストアで注文した商品の受取りにも対応し、事業形態を「マルチチャンネル・リテーラー」に拡大する。

小型サテライト店でも、従来の店舗と同様にホームファニシングに関するアドバイスやプランニングのサポートサービスを提供。そのほか、スウェーデンの食材も販売する予定だ。

ピーターリスト社長は「いつでも、どこでも買い物を楽しみたいというニーズは世界で高まっている。日本は世界で第3位のホームファニシングの市場であり、日本で最初のテスト店舗を出店する」と語った。

あくまで、テスト店舗の位置づけのため、今後の出店計画については未定としている。

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