イオン東山二条店跡地/「イオンスタイル東山二条」10/14オープン、地場産品そろう
2025年10月02日 16:26 / 店舗
イオンリテールは10月14日、京都市左京区に「イオンスタイル東山二条」をオープンする。
2021年9月に営業を終えた「イオン東山二条店」跡地の新しい商業・オフィス複合施設の1階に出店。京阪本線「三条駅」「神宮丸太町駅」、京都市営地下鉄「三条京阪駅」から徒歩10分の場所に位置する。周辺の岡崎エリアは、平安神宮や南禅寺などの神社・仏閣をはじめ、岡崎公園、美術館、動物園、大学などが集まる京都有数の文教エリアで来街者が多く、昼間人口の多い地域だという。
半径500m圏内の年齢構成は、20代~40代が京都市内平均より高く、単身世帯が1割以上高い。こうした地域特性に合わせて、「地域の食文化に対応した商品」や「即食・個食・簡便」をテーマに商品・サービスを展開すると共に、「鮮度や旬にこだわった商品」もラインアップする。
生鮮では、京都市中央卸売市場から毎日直送される「九条ねぎ」や「京みずな」などの京野菜に加え、近郊の生産者が育てた農産物を収穫後24時間以内に提供。京都舞鶴漁港を中心に仕入れた旬の鮮魚を毎日対面で販売し、顧客の要望に応じて、三枚おろしやお造りなどの調理も行う。
魚売場や総菜売場では、一人前のにぎり鮨や海鮮丼、店内加工の弁当や焼きたてピッツァなど簡便・個食をキーワードにメニューを提案。学生や単身世帯が集まるエリアであることから「買ってすぐ食べられる」「一人前でちょうどいい」というニーズに応える。デリカコーナーでは「日替わり弁当」を導入し、迷ったときの一品としての利用を見込む。
冷凍食品では、手軽なワンプレートや冷凍野菜のほかに、レストランの味を家庭で楽しめる「ロイヤルホストデリ」や話題のスイーツやアサイーなどを取りそろえ、選ぶ楽しさを日常の食卓に届ける。
また、地域の食文化に対応した商品も並ぶ。魚総菜では、選び抜いた素材を西京味噌に漬け込んだ「西京焼き」を「さば西京焼き弁当」や「厚切りの鮭の西京焼き」として提供する。このほか北尾商事の「京・丹波ぶどう黒豆」や、とようけ屋山本のあぶら揚・豆腐、丸漬の「京の香りぬか大根」、東山酒造の純米吟醸「閂」なども取り扱う。
■イオンスタイル東山二条
所在地:京都府京都市左京区聖護院蓮華蔵町31-1
開店日:2025年10月14日
敷地面積:約3459m2
店舗面積:909m2
営業時間:8時30分~22時
休業日:年中無休
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