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イントランス/23億円で蓮田ショッピングセンターを子会社化

2015年12月10日 / 店舗経営

不動産業のイントランスは12月10日、埼玉県蓮田市の蓮田ショッピングセンターの全株式を23億円で取得し、子会社化すると発表した。

同社は、JR蓮田駅の周辺を活性化させるべく立ち上げられ、テナントでもある東武ストア(東武グループ)の協力のもと建築された地元密着型の総合スーパーを誘致している。

立地するJR蓮田駅は湘南新宿ラインと上野東京ラインの停車駅でもあることから、駅の利用者はこの10年で1.3倍に増え、その数は一日平均2万4000人を超えている。

施設はJR蓮田駅の目の前に立地しているため、アプローチが良好で視認性が高いことから、店舗立地として大変優れているとともに、駅周辺は再開発事業が行われており、新しい街づくりが推進されていることからも、安定的な成長の見込める商圏に立地する優良物件となっている。

同社を子会社化することで従来の事業ポートフォリオにはなかった「商業施設」という新しい分野へ参画するとともに、グループが保有する経営資源とノウハウを提供することにより、同社地域の更なる活性化を推進するという。

2015年3月期の蓮田ショッピングセンターの売上高は1億5900万円、営業利益1億1200万円、経常利益1億1200万円、当期利益7200万円だった。

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