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東京商工リサーチ/15年3月期の想定レート、1ドル=100円・1ユーロ=135円が最多

2014年06月09日 / 経営

東京商工リサーチによると、東証1部・2部に上場するメーカー142社の7割が、2015年3月期のドル・円の想定レートを100円に設定している。ユーロ・円については、想定レートを135円とする企業が約半数を占めた。

同社が6月9日に発表したレポートで明らかにした。

調査の対象となったのは、3月期決算の主な電気機器、自動車関連、機械、精密機械メーカーのうち、15年3月期の業績見通しで想定レートを明らかにした142社。

対象企業のうち、想定レートを1ドル=100円とした企業が102社(構成比71.8%)と、もっとも多かった。次いで、102円が11社、98円が9社、95円と105円がそれぞれ6社。100円台とした企業の合計は127社(89.4%)で全体の約9割を占めた。

1年前の期初想定レートと比べると、1ドル=90円台から100円台に変更した企業が119社(83.8%)に上った。

ユーロ・円については、15年3月期の想定レートが判明したのは98社。このうち、もっとも多かったのは、1ユーロ=135円で、46社(46.9%)が予想した。ついで、140円が25社(25.5%)、130円が10社。

1年前は、1ユーロ=120円と想定した企業が最多だった。

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