カゴメ／「業務改革室」など新設

2014年09月08日／経営

カゴメは9月5日、「業務改革室」の新設などを始めとする組織改定を10月1日付で行うと発表した。

各組織が生み出す価値の算定と業務内容の見直しをおこない、生産性を向上させることを目的に、「業務改革室」を設置する。

国内事業においては、事業間の連携による新たな事業や価値の創造を目的に、「国内事業統括」を新設。寺田直行社長が同役職を兼任する。

さらに、通販事業と農事業をカンパニー制から事業本部制に再編する。これにより、国内事業は「コンシューマー事業本部」「業務用事業本部」「農事業本部」「通販事業本部」の4本部体制となる。

「アジア事業カンパニー」においては、事業マネジメントを地域から顧客・事業単位へと移行させるため、東アジア、ASEAN（東南アジア諸国連合）、インドの各オフィスを廃止。その上で、「コンシューマー事業部」「業務用事業部」を設置する。

研究開発本部では、「食品安全部」を新設。フードセーフティ・フードディフェンスや、分析評価技術の確立、商品設計の検証、商品の定点観測を行う。「おいしさ安全部」は廃止し、機能を他の組織へ移管する。

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