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ライオン/2015年12月期予想、利益を上方修正

2015年11月30日 / 経営

ライオンは11月30日、2015年12月期通期の連結業績の見通しを上方修正した。

売上高3750億円は据え置いたが、営業利益が前回予想比8億円増の150億円、経常利益は8億円増の165億円、純利益が5億円増の90億円を予想している。

主力の一般所費材事業において、オーラルケアや一般医薬品などが好調に推移し、原材料価格の下落、コストダウンが想定を上回った。

純利益に関し、退職給付財政の健全化を目的に、同社が保有する株式の一部を拠出し、退職給付信託を設定(148億800万円)。この設定に伴い、退職給付信託設定益67億3600万円を特別利益として計上した。

また、子会社ライオンエコケミカルズ(マレーシア)が原油価格下落などの影響により、収益性が悪化したため、固定資産の減損を行い38億2300万円を、関係会社株式評価損・債務保証損失引当金繰入額の合計47億4000万円も特別損失として計上したが、当初予想を上回った。

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