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ダイキン工業/食品小売店舗用の冷凍機新発売

2009年07月16日 / トピックス

ダイキン工業は7月16日、食品小売店舗用に冷凍・冷蔵用設備の温度領域に対応する冷凍機「コンデンシングユニット」(4-20馬力)を8機種、9月より順次発売すると発表した。いずれもオープン価格で、冷媒蒸発温度マイナス45℃-10℃の温度帯に対応する。

新機種のコンデンシングユニットは、冷凍・冷蔵用設備の分野で主流のR404A冷媒に比べ地球温暖化係数が約半分のR410A冷媒を採用。冷媒回路の一部から取り出した少量の冷媒を減圧して冷たくするエコノマイザーサイクルを搭載し、環境対応と省エネ性能の向上を両立させているという。冷媒が通る配管を細くできるため、配管材料が約15~20%削減できる利点もある。

さらに、エコノマイザーサイクルを小型機に搭載できるようにした新型スクロール圧縮機の開発で圧縮機の負担軽減と高効率化を実現。蒸発温度で-30℃以下での冷却能力が向上し、約20%の省エネと、冷蔵域の平均COP2.2を達成した。

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