伊藤忠商事/イエナやエディフィスとコラボ
2009年04月16日 / トピックス
伊藤忠商事は4月15日、「イエナ」や「エディフィス」などを展開するルドームとコラボレートし、世界各国のデザイナーを研究員に迎え、循環社会型循環ブランド「MOTfromMOTTAINAI」プロジェクトを展開すると発表した。
商品製造過程で出されるハギレや残革は、素材も上質だが廃棄処分されてしまう。これを活用するために世界的に有名な4つのブランドのデザイナーが参加する。
伊「オロビアンコ」のジャコモ・バレンティーニ、伊「ダニエル&ボブ」のアンドレア・ボルトレッティ、米「ラップス」のデザイナー、英「ジャスエムビー」のジャス・センビ。それぞれが工夫を凝らしたデザインで、廃棄処分される素材を活用し商品を作り上げる。
「イエナ」ブランドでは、傷や変形で返品されてしまうアクセサリーのパーツを活用し、アイテムを創造するために、仏「ジュン・コ・パリ」のジュンコが参加する。
商品群は、イエナとエディフィスで販売される予定。
国内で廃棄される服は年間約106万トンに上り、一人当たり9kgになる。こうした問題を解決するために、2008年4月に立ち上げられたのが同プロジェクト。