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伊藤忠商事/中国大手と食品検査で業務提携

2010年06月25日 / 海外経営

伊藤忠商事は6月24日、中国大手食品メーカー龍大食品集団傘下の食品検査センター、煙台傑科検測服務(傑科)と業務提携を締結したと発表した。

提携に加え、先般業務提携を行なった黒龍江省農業科学院との提携により、伊藤忠商事は日本向け生鮮・加工食品の一大輸出基地である山東省と、中国国内有数の穀倉地帯である黒龍江省に検査センターを確保することになる。

日本への輸入時の厚生労働省登録検査機関によるチェックとともに、強固な食品検査体制を構築した。

傑科は、中国で最高レベルの食品検査技術を保有し、CNAS(ISO/IEC17025に基づく試験所認定の国際規格)やCMA(中国計量認証)の2つの公的認証を取得。中国国家質量監督検験検疫総局(AQSIQ)からの委託によりAQSIQに代わって輸出品の検査請け負うことのできる私的検査機関。

傑科は最新の検査機器を保有し、602項目の残留農薬、124項目の動物用医薬品、重金属、食品添加物、アレルゲン、カビ毒、などの食品検査を総合的に行っており、すでに伊藤忠商事が日本向けに出荷する多くの冷凍食品・加工食品の検査を行っている。

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