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阪急阪神百貨店/ポイントチャージ型電子商品券を発行

2010年12月20日 / トピックス

阪急阪神百貨店は2011年1月下旬を目途に、提携する各社が発行するポイントの有効利用を推進するため、凸版印刷と共同で阪急百貨店・阪神百貨店と高島屋で使える、ポイントチャージ型電子商品券「カエトクカード」を発行する。
<カエトクカード利用のイメージ>20101220h2o.jpg
カエトクカードとは、提携各社が発行するポイントサービスのポイントをチャージすることで、店頭での商品購入時に電子マネーとして使用できる新しいタイプの電子商品券。
これまでのポイントサービスでは、貯まったポイントを従来型の商品券に交換する場合に、それぞれのポイントサービスごとに還元できる単位までポイントを貯めて、商品や金券などに交換する必要があった。
カエトクカードは、電子データとしてポイントをチャージするため、小額から利用可能で、複数の種類のポイントの集約ができるため、利用頻度の低かったポイントを阪急百貨店・阪神百貨店・高島屋で有効活用できるという。
発行費用は無料で、有効期限はない。会員登録は不要で、完全無記名で希望者に対し無料配布する。チャージ方法は、お客が提携各社へ直接依頼する。
サービス提携先は、ジェーシービーのOKIDOKIポイントや三井住友カードのワールドプレゼントのポイント(ペルソナVISAカードのみ)など合計8社(2010年12月現在)で、今後も順次拡大する予定。
「カエトクカード」の運営を行うため11月25日に、エイチ・ツー・オーリテイリング、凸版印刷の合弁「株式会社カエトクサービス」を設立した。
資本金は1000万円で出資比率は、エイチ・ツー・オーリテイリング60%、凸版印刷40%。代表者には、森忠嗣(エイチ・ツー・オーリテイリング取締役執行役員)が就任している。

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