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日本ドラッグストア協会/ポイント付与に関する見解を撤回

2011年03月01日 / トピックス

日本チェーンドラッグストア協会は2月28日、調剤支払い時におけるポイント付与に関するこれまでの見解を撤回すると発表した。
公正取引委員会から「独占禁止法違反につながるおそれがある」との指摘があったため、いったん撤回する旨を会員に通知した。
同協会は1月31日、調剤支払い時におけるポイント付与について「ポイントをつけることは適当ではなく、会員各社においては自粛を含めた冷静な対応をお願いする」との見解を発表していた。
これまでの見解で「公取委とも相談を行ない、緊急常任理事会にて次の結論に至りました」と、協会の見解について公取委から了解を得たかのような記載があるが、公取委から了解を得た事実はなく訂正した。
なお、協会では公取委に相談し、公取委から「法令上禁止されない行為について、協会が会員に対して自粛等を求めることは、一般的には独占禁止法上問題となるおそれがある」との指摘を受けた。
今後、調剤支払い時におけるポイント付与に関する考え方は、厚生労働省と公取委に相談の上、会員に連絡する予定だ。

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