流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





富士経済/「セルフフェイスケア」の国内市場、2012年はやや拡大の見込み

2013年01月22日 / トピックス

富士経済はこのほど、「セルフフェイスケア」の国内市場についての調査結果を発表した。

「セルフフェイスケア」とは、化粧品、一般用医薬品(外用)、美容機器・器具、化粧雑貨の各領域における顔用商品をさす。

調査によると、セルフフェイスケア市場は、2011年に前年比0.7%減の1兆9466億円となった。東日本大震災の影響を受けて市場の9割以上を占める化粧品が落ち込み、全体の縮小に繋がった。

2012年は化粧品の復調に加え、化粧品以外の商品領域においてもプラスとなり、0.3%増の1兆9516億円が見込まれるとしている。

セルフフェイスケア市場の主力である化粧品領域について、2012年は通販の実績が回復していることから、0.2%増が見込まれるという。もっとも、マルチパーパスゲルやBBクリームといった複数品目の機能を併せ持つ商品が好調なことや、低価格セルフブランドへ需要がシフトしていることから、市場規模としては2010年の水準に届かない見通し。

 

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧