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GXS/業務提携でPOSデータ分析、データ収集を効率化

2013年08月18日 / IT・システム商品

GXSとティラーマン社は8月7日、POS分析のデータ収集の効率化実現で業務提携を行ったと発表した。

ティラーマン社のPOS SaaSアプリケーションは、世界最大の統合クラウドGXS Trading Grid(トレーディング・グリッド)と統合され、POSで集められた主要なデータを容易に収集することができるようになった。

ティラーマン社のソリューションを利用している企業は、より正確な需要計画・予測を行うために必要なサプライチェーンに対する考察を得られるようになる。

多くの卸売業の企業は、今後の製品購入に関する判断を行う際、週次であがってくるPOSデータに依存しているが、個々の小売業者から 提供されるPOSデータは、フォーマット、測定基準、製品属性の詳細がばらばらで、各メーカーが手動でまとめて分析しなければならないのが現状。

GXS Trading Gridは、POSデータを1つの効率的なレポートにして自動でティラーマン社に配信し、簡単に分析できるようにすることで、コストと時間のかかる手動プロセスをなくした。

ティラーマン社は、提供するSaaSソリューションの中で、EDIデータ、非EDIの金融データ、製品カタログなどのデータを組み合わせて最高品質のデータセットを作成している。

複数のデータソースが統合されているため、このSaasソリューションを利用する卸売企業は、ベンダー別、部門別、ブランド別、小売業者別、製品属性別に売上、手元在庫、値引きに関する情報を正確に提供できる。

さらに、EDI852を使用した店舗の所在地、規模別の業績の可視化も可能となっている。

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