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伊勢丹新宿本店/店舗を活用しクラウドファンディングを支援

2015年05月12日 / トピックス商品店舗

三越伊勢丹ホールディングスは5月11日、サイバーエージェント・クラウドファンディングと共同で、インターネットと店頭展示スペースを活用して志のある人を支援する「ISETAN x MakuakeクラウドファンディングProgram」を開始すると発表した。

<取り組みの概要>
取り組みの概要

個人・団体が立ち上げたプロジェクトを、インターネットを通じて拡散し、その志に賛同する支援者を募り、出資という形でプロジェクトを応援するクラウドファンディングに、伊勢丹新宿本店の店頭での展示や販売を組み合わせ、インターネット上では実現できない、実際に見る、触る、試すなどのリアルのニーズを満たす仕組みを加えた、日本の百貨店初の新しい取組み。

伊勢丹新宿本店の展示スペースで、サンプル展示などを行い、クラウドファンディングを支援する。

募集対象プロジェクトは、三越伊勢丹とサイバーエージェント・クラウドファンディングの運営する、支援を通じて想いを実現するクラウドファンディングサービスMakuakeでテーマ設定でテーマを設定。

アパレル、時計、バッグ、ファミリー用アプリサービスなど、女性・男性・ファミリー向けの衣類、雑貨、服飾品、サービスに関するプロジェクトを想定する。

5月20からプロジェクトを募集し、8月26日から、プロダクト展示を開始。プロジェクトによっては、伊勢丹新宿本店での商品販売も想定する。

出品者にとっては、多くのユーザーを持つサイバーエージェントの手掛けるクラウドファンディングサイト上への掲示により、多くの支援が集まることが期待できると同時に、プロジェクトの情報拡散につながる。

世界のファッションミュージアムを目指す伊勢丹新宿本店の店頭で展示することで、新宿本店に来店するファッション感度の高い人々の目に触れ、更なる支援者の拡大につながる。

支援者にとっては、店頭展示により、支援者は実際の商品や企画を直接見て手に取ることができるため、出資の判断をより確かなものにできる。

少額でも未来あるクリエイターの育成に貢献する可能性が増えるとともに、出資に対して、プロジェクト成立後に実現される製品やサービスなどのリターンが得られるという。

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