- 関連キーワード
- department-store
- nitori
- shopping-center
- ダスキン
- ラゾーナ川崎
- 旗艦店
ダスキンは11月19日、東京・渋谷の商業施設「渋谷モディ」にオーストラリア発のパイ専門店「パイフェイス」の旗艦店「パイフェイス 渋谷モディショップ」をオープンする。17日、関係者向け内覧会を開催した。
パイフェイスは2003年にシドニーで誕生したミートパイとコーヒーを中心としたパイ専門店で、商品に描かれたバラエティ豊かなかわいらしい顔が特徴で、口の形でパイの中身を表した。
現在、オーストラリアのほか、ニュージーランドや中東、東南アジアで約60店を展開する。
10月27日に、ラゾーナ川崎プラザのフードコートに日本1号店となるテイクアウト型の店舗を出店した。渋谷モディ店は、初のカフェタイプ店舗で、延床面積は80.90m2、客席数28席で、想定月商は800万円を計画する。
日本では、20代から40代の女性を主要顧客に設定。「ホッとできて笑顔になれる場所」というブランドコンセプトに基づいて、おいしい商品やくつろぎの空間の提供を目指す。
オーストラリアで人気の「クラシックミンスビーフ」(ミートパイ)を含むセイボリー(惣菜)パイ9種類と、日本人にもなじみのある味わいや和の素材にこだわった日本オリジナルのスイーツパイ7種、合計16種類のパイを提供する。
ドリンクメニューは、オーストラリアのパイフェイスで使用している豆を直輸入し、「パイフェイスブレンドコーヒー」として提供する。
スープ2種類(ポトフ、トマト)、サラダ2種類も販売。ミートパイを中心に食事としてパイを楽しむ提案をする。商品の中心価格帯は、パイ税込み260円~420円、ドリンク300円~400円。
想定客単価はイートイン併設店の渋谷モディショップが850円、テイクアウト専門店のラゾーナ川崎プラザショップが950円。ラゾーナ川崎プラザショップの想定月商は500万円とした。
イートイン併設店は、パイ1~2個にドリンクを含めた販売が多く見込まれるのに対し、テイクアウト専門店は、持ち帰りのためパイ2~4個程度の販売が多く見込まれるため、客単価が異なる。
3年以内に直営店を約5店出店し、事業パッケージやフランチャイズ展開を検証。3年目には、直営5店、FC30店、合計35店体制、10年間では300店の出店を目標とする。
今後、首都圏を中心としたドミナント出店を計画し、駅前・駅ナカ、百貨店、ファッションビル、ショッピングセンターなど、幅広く出店できる事業パッケージを確立し、フランチャイズ化を検証する予定だ。
主力商品のパイは、本国のレシピを再現しつつ、日本人に合う味わいにアレンジを加え、少し大人向きにクセになるスパイシーな仕上がりとした。
商品規格は、日本人に合わせ大きさを本国よりも小さめの直径約10cmに変更。価格も、本国では5~6オーストラリアドル(日本円で約500円程度)のところ、商品企画に合わせ税込421円と手ごろにした。
惣菜パイは全品税込み421円で、オーストラリアと共通メニューの「クラシックミンスビーフ」「チャンキーステーキ」「チキンマッシュルーム」「タンドリーベジタブル」を展開。
日本オリジナルメニューとして、「じゃがいものクラムチャウダー」「ペスカトーレロッソ」「アボカドハンバーグ」「グリル野菜のサルサ」「あらびきソーセージロール」を販売する。
スイーツパイは、全品日本オリジナルメニューで直径は約9cmで展開。あんバター、カスタード(各259円)、チョコ&チョコレート、ストロベリーチーズ(各280円)、抹茶丹波黒豆(313円)、りんご、ラムレーズンバター(各302円)を販売する。
店内にはオーブンを配置し、店舗を供給されるパイ生地を使用し、店内で商品を焼き上げている。
店舗は、ブランドカラーであるレッドを基調に、木目やレンガを生かしたデザインを採用。スタイリッシュでありながら、どこか懐かしさと遊び心を感じる、くつろぎの空間を目指した。
1号店としたオープンしたラゾーナ川崎ショップは、予想を超える売れ行きで、現在、販売個数を1人6個に制限している。オープン景気があるため、実際の商売ベースの売上はまだ読めないが、しっかりとした手ごたえを感じているという。
店舗概要
所在地:東京都渋谷区神南1-21-3
渋谷モディ1階
延床面積:80.90m2
TEL:03-4336-8210
営業時間:9時~22時
席数:28席(全席禁煙)
想定月商:800万円
定休日:渋谷モディに準じる
関連カテゴリー
最新ニュース
一覧- そよら横浜高田/来館者200万人目標、鮮度・即食・カフェを強化
- イオンモール浦和美園/うららか広場・外部棟新設、ユニクロ・GU大型店で集客強化
- イオン松江ショッピングセンター/4/26リニューアルオープン
- リンガーハット/勤務経験者の「カムバック採用」支援システム導入
- 賃上げ2024/ゲンキー正社員平均5%アップ
- 大戸屋/「そよら横浜高田」に新店舗オープン
- イオン九州/長崎県の医療介護施設に無人店舗5/1オープン
- 吉野家HD/ラーメン店向けめん・スープ製造の宝産業を買収
- ABC-MART/全国のイオンモールなどで9店舗同時オープン
- 総合スーパー/3月はイオン5.3%増、PPIH11.0%増、ヨーカドー0.2%増
- PLANT 人事異動/PB開発本部を新設、開発と調達の権限を一元化
- ラーメン・カレー・定食/3月既存店丸亀製麺13.5%増、王将フード6.5%増
- ファミレス/3月既存店すかいらーく14.4%増、サイゼリヤ29.1%増
- 西武グループ、野村不動産/「軽井沢千ヶ滝地区」を共同開発
- F&LI/すし居酒屋「杉玉」福島県・いわき駅前に東北初出店
- DCM/事業者向けのクレカ「ビジネスマイボカード」10月開始
- フォーシーズ/京王聖蹟桜ヶ丘SCに中華料理の新業態「香華園」オープン
- ニトリ/中国95店舗目「福州倉山愛琴海店」オープン
- SHEIN/キャッシュレス決済「PayPay」導入
- カワチ薬品 決算/3月期は営業利益15%増、人件費・水道光熱費を抑制
- ゲンキー 決算/7~3月は営業利益36.5%増、生鮮食品を強化
- 東急ストア/3月の売上高172億円、既存店3.1%増
- 鼻炎用薬/1月~3月1位は久光製薬「アレグラFX」
- 加工食品/3月、丸美屋「のりたま 大袋」が1位
- アイスクリーム/3月は明治「スーパーカップ レモンのレアチーズ」が1位
- 三井アウトレットパーク 岡崎/2025年秋に170店舗オープン
- イオン九州/福岡高速6号線工事ヤード跡地「香椎いーなテラス」オープン
- 7-Eleven/「デリバリーサービス7NOW」2025年10億ドルの目標
- 7-Eleven/質を伴った店舗を世界30カ国に10万店目標
- GU/今春、全国に18店舗オープン
- イオン琉球/新オンラインショップオープン1万点展開
- 西友/バイヤー目利きの「食の幸」生鮮売上構成比15%まで拡大
- セブンイレブン/シャープのQRコード読み取り式電子レンジを導入
- マックスバリュ関東/アプリでみんなの銀行口座支払いが可能に
- スーパーマーケット/3月既存店売上、ライフ7.1%増など8社前年超え
- 【PR】マーケティング研究協会/5月度は小売業への提案営業力強化など6講座開催
- DCM/北海道「稲田店」リニューアル、レジャー用品の専門館など新設
- イケア/「イオンモール広島府中」でポップアップストア6/20オープン
- トライアル/業務支援サービス「Shopらん」全311店舗に導入
- トイザらス/全国5店舗を4/26同時リニューアル、5月に幕張新都心店も