レナウンは12月2日、自社で展開するブランド「アーノルドパーマータイムレス(APタイムレス)」の実績を発表した。
売場グループ別オペレーションの徹底、フェアなど販促時期の見直し、直営店の特性を活かしたOFF施策の見直し、商品のフォロー体制の変更などが奏功して3~8月計6%増、9月16%増、10月12%増、11月1%増(PB)となった。
特に、イオンモールに出店しているショップは効果が明確に出ており、9~11月PB累計20%増ペースで推移している店舗が多数でているという。
全国83店舗を、ファッション感度の高いショップ、値引き商品に対する反応がいいショップなど、8グループに分け運営。個々の売場の特性に応じた商品配分が可能になり、売場状況を見据えた追加の投入やOFF施策など、スピーディに対応できるようになった。
従来はシーズンスタートを基準にフェアを行っていたが、SCが行う販促や商戦のピークを考慮し、フェア効果を取り込める日程に変更した。
特に昨年行わなかった11月6日~2週間のプレゼントフェアは、アウター商戦のピークを見据えて実施。期間中26%増と大きな伸びを示した。
SCでは集客を高め、在庫を圧縮するために、クリアランス以外の時期でもタイムセールなど値引き販売が常態化している。
APタイムレスでは、2年前からタイムセールは全て中止。中止した当初は集客に影響もあったが、現在ではタイムセールを行わないことが顧客に認知され影響もなくなっているという。
一方で、数点購入で更に○%OFFといった手法は、秋から冬に変わる端境期など、需要の谷間に取り入れることで効果を発揮している。
OFF施策は実施の仕方を間違えると顧客からの信頼を失うことに繋がると考え、効果的な時期を見据えて限定的に行っていくように変更した。
トレンド感が売れ筋を左右するレディスアイテムは、適切な時期に店頭に商品があることが重要となっている。
APタイムレスは、今までは売れたらフォローする体制でしたが、投入時期に遅れが出て売り逃しもあったため、今期は一部の商品で、初回投入を増やし、2週間の商品動向を検証。
計画に販売数が達しない店舗の在庫を、好調店舗に商品移動することで、機会ロスが減り、販売枚数を伸ばすことにつながっている。
