ニュウマン高輪/新エリア「ミムレ」オープン、ルミネ最大規模の商業施設が完成

2026年03月25日 17:42 / 店舗レポート

ルミネは3月28日、商業施設「ニュウマン高輪」(東京都港区)内に新エリア「MIMURE(ミムレ)」をオープンする。ルミネ史上最大規模となる「ニュウマン高輪」の最後のエリアが開業となる。25日にはメディア向けに内覧会が開かれた。

<ニュウマン高輪の各エリア>
ニュウマン高輪の各エリア

「ニュウマン高輪」は昨年3月28日に「ブルーボトルコーヒー」と「ニコライ バーグマン」の2店舗が先行開業。その約半年後の9月12日にSouth・North(サウス・ノース)エリアとLUFTBAUM(ルフトバウム)エリアがオープンし、本格的に営業が始まった。そして3月28日に「ミムレ」が開業し、3棟にまたがる3つのエリアすべてがオープンすることになる。

「ミムレ」オープンによって「ニュウマン高輪」全体の延床面積は約6万m2、店舗数は合計187ショップとなる。そのうち「ミムレ」は、新たに開業するビル「THE LINKPILLAR 2(ザ リンクピラー ツー)」の2~3階に、延床面積8000m2(各階4000m2)の規模で22ショップが出店する。

<加藤真子氏>
加藤真子氏

ニュウマン高輪店MIMUREエリア担当の加藤真子氏は「『ミムレ』は面積とショップ数でニュウマン高輪の約1割を占める最後のピース」と言及。その上で「ミムレ」のこだわりについて次のように説明する。

「『ミムレ』では、少なくより豊かにというデザインコードのもと、ノイズの少ない一体空間を作り出した。一般的な商業施設とは一線を画す境目のない一体空間を実現。この空間には日本の山々の風景をそのまま切り取ったような自然美が感じられる植物の室内を設置した」

<翠岩の丘>
翠岩の丘

例えば2階フロア中央部の「翠岩(すいがん)の丘」では、約100m2の吹き抜け空間を設け、直径5mの岩を配置。1時間に1回天井から雨のようなレインシャワーを降らせる。その近くには1万個を超える電球を用いた特殊照明を配したコミュニティスペースを構え、トークセッションや音楽イベントなどを行う予定。

<OGAWA COFFEE LABORATORY 高輪>
OGAWA COFFEE LABORATORY 高輪

こうした環境の中で、2階には小川珈琲が新業態「OGAWA COFFEE LABORATORY 高輪」を運営する。4000m2の敷地に、コーヒー・パン・スイーツ・ワイン・デリカテッセン・チョコレート・ジェラート・グロサリーなど12のラボラトリーを展開。多彩な食の体験を提案していく。

「OGAWA COFFEE LABORATORY 高輪」では、食材の仕込みから調理までをすべて「ミムレ」内で行う。例を挙げると、パン売場で作った生地を使ってピザ売場でピザを焼いたり、チョコレート売場のチョコレートをパンの材料に使ったりしていく。このように「12のカテゴリーがクロスオペレーションでつながり、人・食材が有機的に交差する新しいフードマーケットが4000m2の空間に広がる」(加藤氏)という。

<パティスリィ アサコ イワヤナギ>
パティスリィ アサコ イワヤナギ

3階では東京・等々力発の人気パティスリー「PATISSERIE ASAKO IWAYANAGI(パティスリィ アサコ イワヤナギ)」が出店。生菓子や焼き菓子に加え、その場で楽しめる焼きたてのクレープ、あるいはジェラートやソフトクリームなど多様なカテゴリーを集結する。

注目の商品は搾乳からチーズ作りまでを一貫して手仕事で行う岡山県の吉田牧場の希少なカマンベールチーズを使用したチーズケーキ。オーナー自ら牧場へ足を運び、交渉の末に取り組みが実現した。

この「パティスリィ アサコ イワヤナギ」から派生して誕生する新ブランドの「MAISON AS(メゾン アス)」も4月25日にオープン。デザートや料理の枠にとらわれないデセールを提供する。

<サケジャンプ タカナワ>
サケジャンプ タカナワ

「sakejump takanawa(サケジャンプ タカナワ)」は、日本酒など日本産酒類の魅力を世界へ広めるプラットフォーム 「sakejump」初の実店舗。常時約90蔵の酒が並ぶほか、「クラフト酒」も豊富にラインアップする。

「牛丼 喜喜屋」(※「喜」は正しくは「七」を3つ並べた字)は、全周50m・約60席の大理石バーカウンターを備えた牛丼レストラン。常陸牛や神戸牛など全国のA5ランク和牛を贅沢に使用し、フロア中央の360度のオープンキッチンで職人が目の前で仕上げる。

<レカイエ エイス シー オイスター>
レカイエ エイス シー オイスター

このほかに緑茶を販売する「ロイヤルブルーティー高輪ブティック」では、伝統的な栽培技術・製茶技術を持つ農家の手で育てられた手摘み茶葉だけを使用した高級ボトルドティーを提供。オイスター料理の「L’ECAILLER 8th SEA OYSTER(レカイエ エイス シー オイスター)」では希少性の高い牡蠣を味わえる。

<鎌倉 松原庵 高輪>
鎌倉 松原庵 高輪

「鎌倉 松原庵 高輪」では店内で職人が毎日手打ちで用意する江戸前風の蕎麦を販売する。創業103年を迎えた築地玉寿司の「鮨 上ル(すし のぼる)」では、全国の漁港などから仕入れる希少な食材を使用した寿司を食べ比べることができる。

<ボタニカルラボ>
ボタニカルラボ

さらに2階部分には、AGRIKOと連携してルミネが自ら運営する都市型アクアポニックスファーム「AGRIKO×MIMURE BOTANICAL Lab(アグリコカケルミムレ ボタニカルラボ)」を設置。全長約6mの水槽と、30本の栽培タワーを備えたオリジナル栽培設備で、エディブルフラワーやハーブ、葉物野菜などを栽培し、日常的に農や食の魅力を体感できる場となる。

<鈴木和馬氏(中央)>
鈴木和馬氏(中央)

先行オープンしている「ニュウマン高輪」と「ミムレ」の違いについて、ルミネ執行役員でニュウマン高輪店長の鈴木和馬氏は次のように話す。

「『ニュウマン高輪』と『ミムレ』でターゲット層は違わない。コンセプトに合わせて使い分けをしていただきたい。『ミムレ』のコンセプトとしては、日本特有の文化や生産者を応援したり、素材を深く追求したりしている点が特徴となる」

なお、「ミムレ」を運営するルミネと同じJR東日本グループのアトレの新商業施設「OIMACHI TRACKS(大井町トラックス)」も、同日の3月28日に開業となる。

■NEWoMan TAKANAWA MIMURE(ニュウマン高輪 ミムレ)
所在地:東京都港区高輪2-22-1「THE LINKPILLAR 2」2~3階
延床面積:約8000m2
ホームページ:https://www.newoman.jp/takanawa/mimure/

取材・執筆 比木暁

アトレ/東京・大井町「大井町トラックス」商業ゾーン3/28オープン、81店舗が集積

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