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大丸松坂屋百貨店/2月の売上高1.4%減

2011年03月01日 / 月次

J.フロントリテイリング(2010年2月期売上高:9825億円)が3月1日に発表した2月の売上速報によると、大丸松坂屋百貨店の合計売上高2.0%減となった。直営店舗以外を含めた百貨店事業の合計売上高は1.4%減だった。
2月度は、気温の上昇に伴いスプリングコートやシャツ、ブラウスなど婦人服の春物定価商材が活発に動いたほか、バレンタイン商戦が好調だった食料品も堅調に推移したものの、梅田店の大規模改装工事の影響(面積が対前年40%減)が大きく、減収となった。
なお、本前年から梅田店を除くと、大丸松坂屋百貨店合計は0.2%増、百貨店事業合計は0.5%増となる。
店舗別では、ラグジュアリーブランドや外商得意先向け催事などが好調であった名古屋店が5か月連続で対前年プラスとなったほか、婦人服を中心に好調であった京都店、札幌店(18か月連続で対前年プラス)など、直営18店舗中10店舗が前年実績を上回った(外商移管の影響を除く実質ベース)。
関係百貨店3社も、運営する4店舗すべてが前年実績を上回った。

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