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TSIホールディングス/3~11月の営業損失2000万円

2013年01月11日 / 決算

TSIホールディングスが1月11日に発表した2013年2月期第3四半期の業績は、売上高1372億0800万円(前年同期比39.9%増)だった。

新規出店とコスト構造改革に伴う投資を先行により、営業損失2000万円(前期は32億8000万円の営業損失)となった。

経常利益は、投資有価証券、デリバティブの評価益が出るなど営業外収益の大幅な収益増により12億2600万円(前期は44億8200万円の経常損失)だった。

当期利益は、ケイト・スペードジャパン株式を売却し株式売却益などにより38億2700万円の特別利益を計上、有価証券評価損などによる33億3900万円の特別損失等により、1億3400万円(前期は45億7000万円の当期損失)を確保した。

セグメント別では、東京スタイルが事業構造の抜本的な改革を進め、採算管理手法の見直しにより、低収益・不採算の店舗・売場約300か所を閉鎖、不採算4ブランドの廃止したものの、売上高は599億円6800万円、営業損失11億3500万円だった。

サンエー・インターナショナルグループは、東京ソラマチ、渋谷ヒカリエ、ダイバーシティ東京プラザ、三井アウトレットパーク木更津といった集客力のある新規商業施設に積極的に出店し、アウトレット事業の再編と強化を図り、売上高771億9600万円、営業利益15億3100万円となった。

通期は、売上高1880億円(27.2%増)、営業損失5億円、経常利益0円、当期損失19億6000万円の見通し。

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