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TSIホールディングス／3～11月は売上高980億円、営業損失32億円

2012年01月13日 ／ 決算

TSIホールディングスが1月13日に発表した2012年2月期第3四半期決算によると、売上高980億5700万円、営業損失32億8000万円、経常損失44億8200万円、当期損失45億7000万円となった。
損益面は、M&Aに伴うのれん代の償却負担の増加に加え、新ブランド開発や広告宣伝の強化といった積極的な先行投資を実施したため、営業損失、経常損失となった。
負ののれん発生益40億3900万円を含む44億2000万円の特別利益を計上し、一方で、投資有価証券の減損・売却損や店舗資産の減損を含む23億9700万円の特別損失を計上したことにより、当期損失となった。
東京スタイルグループの売上高は474億9400万円となった。高品質で付加価値が高くオリジナリティーのあるS・V・M（スーパー・バリュー・マーチャンダイジング）商品を、ウエアリングに重点を置いた特色ある商品群として打ち出した。
新ブランド「セレーヌデプト」と新生「ラヴドゥローズ&コー」を秋冬物から販売した。M&Aにより複数の個性ある有力セレクトショップを子会社化するなど、業容の拡大を図った。
サンエー・インターナショナルグループの売上高は506億7700万円となった。テレビCMによる積極的な広告宣伝活動を実施したほか、百貨店との協業による新ブランド「リミテッドエディション・ビバユー」を開始した。
サンエー・インターナショナルグループで展開するWEB通販「セレクソニック」において、前四半期より開始した東京スタイルグループの商品取扱を大幅に拡大した。
通期は、売上高1500億円、営業損失40億円、経常損失60億円、当期損失70億円の見通し。

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