サントリー/65歳定年制を導入
2012年10月29日 / 経営
サントリーホールディングス(2011年12月期売上高:1兆8027億円)は10月11日、2013年4月1日から現行60歳の定年を65歳とする「65歳定年制」を導入すると発表した。少子高齢化にともなう社会構造の変化に対応する。
60歳以降の社員の就労ニーズに応え、長年培われた経験や高いスキルを持ったシニア世代の一層の活躍をサポートすることを目指す。
同社は2001年から定年退職者再雇用制度を導入、2006年から定年退職者の再雇用期間を段階的に最長5年間まで延長するなど、60歳以降の労働環境を拡充してきた。この結果、2011年には再雇用を希望する定年退職者の98%が同制度を利用している。