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日清製粉／NZの製粉最大手を33億円で買収

2012年12月07日 ／ 経営

日清製粉グループは12月7日、豪州・ニュージーランド（NZ）の大手食品会社「グッドマン・フィールダー」から、NZの製粉事業部門を取得する契約を交わしたと発表した。

グッドマン・フィールダーの製粉事業部門「チャンピオン製粉」を5100万NZドル（約33億円）で取得する。これに先立ち、チャンピオン製粉の事業を引き継ぐ子会社を12月中旬に現地で設立する。

チャンピオン製粉は、NZで国内シェア約55％を占める同国最大の製粉メーカー。2012年6月期の売上は約1億5000万NZドル（約100億円）。企業向けのみならず、現地の消費者向けにも認知度の高いブランドを保有しているという。

日清製粉グループは、新たな成長機会を求め、海外事業の拡大を進めている。3月には米製粉会社のミラー・ミリングを買収。今回の事業譲渡により、同社の海外生産能力は約30％引き上げられる。

■新会社の概要
名称：Champion Flour Milling Limited
所在地：ニュージーランド
事業内容：小麦粉及びプレミックス・その他食料品などの製造・販売
資本金：5100万NZドル（約33億円）
株主：日清製粉グループ本社 25％
日清製粉 75％

 

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