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資生堂／ベトナムに化粧品販売会社設立

2009年12月11日 ／ 海外

資生堂は12月11日、ベトナムに化粧品の輸入、販売を行う完全子会社「資生堂コスメティクス　ベトナム」を設立したと発表した。

2010年1月の予定で営業活動を開始する。新会社ではグローバルブランドの「SHISEIDO」、SHISEIDOの名を冠しない最高級ブランド「クレ・ド・ポー　ボーテ」、グループ会社のフレグランス「ジャンポール　ゴルチエ」などを取り扱う。

同社のベトナムでの販売は、1997年から代理店を通じてSHISEIDOブランドのスキンケア、メーキャップ商品などを販売してきたが、経済発展による所得の向上で化粧品市場が拡大し競争が激化していることなどを受け、市場でのプレゼンスを高めるため新会社の設立を決めた。

ベトナムでのマーケティングは、プレステージ化粧品の領域でSHISEIDOブランドと別の売り場で展開しているクレ・ド・ポー　ボーテを継続して育成し、デパートと化粧品専門店の拠点店に最新型の売場カウンターを導入。あわせてビューティーコンサルタントの技術力向上を図る。またアジアで拡大する中間所得層を対象としたブランド「Za」を育成し、愛用者の裾野を拡大する。

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