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資生堂/チュニジア共和国で化粧品を販売

2012年01月30日 / 海外

資生堂は2月から、チュニジア共和国で化粧品の販売を開始する。
世界共通のグローバルブランド「SHISEIDO」のスキンケア、メーキャップなどを、チェニジア最大手の流通・小売のコングロマリット「UTIC(ユーティーアイシー)グループ」傘下の「ユリッセ・ネゴス社」と代理店契約を結び、高級化粧品専門店で展開する。
チュニジアにおける日本の化粧品ブランドとしては初の市場参入。アフリカ市場での展開は、2009年のモロッコ王国、2010年の南アフリカ共和国に続く3か国目で、資生堂化粧品の販売は世界88の国と地域(日本含む)となった。
チュニジアは、これまで着実な経済発展を遂げ、ここ数年は年率5%の経済成長を継続している。化粧品市場についても、地元資本の高級化粧品専門店の販売網が整備されつつあり、欧米の大手化粧品ブランドが購入できるようになったという。
2010年度の化粧品市場規模は、前年対比でプラス10%弱の9,600万ディナール(約50億円)と拡大していることから、市場参入の環境が整ったと判断した。
UTICグループのなかで化粧品の輸入・販売を手掛ける「ユリッセ・ネゴス社」を通じ、初年度となる2012年は10店からスタートし、2014年には約20店での取り扱いを目指す。

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