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はるやま商事/全部門で営業損失、営業損失14億6600万円

2008年11月17日 / 決算

はるやま商事が11月14日に発表した2009年3月期第2四半期決算によると、売上高は236億600万円(前期比7.3%減)、営業損失14億6600万円(前期は2億6800万円の営業損失)、経常損失14億1400万円(2億1300万円の経常損失)、当期損失20億5400万円(6億円の当期損失)と赤字幅が拡大した。

事業別の概況は、主力の紳士服販売事業で新商品を開発・市場投入し、北京オリンピック日本代表選手団応援キャンペーンなどで売上の拡大を狙った。店舗面では、新戦略ブランドショップ「GOLDBIZ」を立ち上げ、関東圏などでショッピングセンターやファッションビルのテナントへ出店。不採算店舗の閉鎖も実施し、期末店舗数は374店舗体制となった。しかし客足の鈍さなどから売上高228億3400万円、12億4900万円の営業損失となった。

カード事業は売上高1億9000万円、1700万円の営業損失、インターネットカフェなどその他事業は売上高5億8100万円、5100万円の営業損失を記録し、全部門で営業利益が計上できなかった。6月末でインターネットカフェ事業は譲渡した。

通期は特に業績予測の修正はない。予測売上高は567億6000万円(4.0%減)、営業利益3億7000万円(85.9%減)、経常利益4億2000万円(85.0%減)、当期損失22億円と赤字からは回復するがなお減収減益が続く見通し。

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