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はるやま商事/営業損失14億1900万円

2009年02月12日 / 決算

はるやま商事が2月12日発表した2009年3月期第3四半期の連結業績(累計)によると、売上高は388億1100万円(前年同期比30.4%減)、営業損失14億1900万円(前期は1600万円の営業利益)、経常損失13億3700万円(9000万円の経常利益)、当期損失24億800万円(5億9800万円)の赤字決算となった。

事業別でみると、主力の紳士服販売事業の売上高は377億4700万円、営業損失11億7500万円を計上した。新繊維水溶性ビニロン「P.V.A」の中空糸を使用した「新繊維リラックススーツ」や新素材「コンパクトウール」にシルクを織り込んだ光沢スーツ「輝くモテスーツ」を提案。新素材「ミラーレ」を使ったメンズフォーマル「f2 stage」をクラレトレーディングと共同開発するなど新商品開発に注力した。店舗面では、ショッピングセンターなどへのテナント出店、大きいサイズの店「フォーエル」の出店とともに、不採算店舗の撤退を実施。当期末の総店舗数は383店舗となった。

カード事業の売上高は3億1500万円、営業利益は2100万円。その他事業の売上高は7億4800万円、営業損失5500万円を計上した。

47店舗の営業店舗や10件の賃貸資産、遊休資産について減損損失19億4600万円を計上したことが利益を圧迫した。

通期の業績予想に修正はなく、売上高567億6000万円、営業利益3億7000万円、経常利益4億2000万円、当期損失22億円を見込む。

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