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オリエンタルランド/第3四半期売上高12.6%増、当期利益15.4%増

2009年02月05日 / 決算

オリエンタルランドが2月5日に発表した2009年3月期第3四半期(累計)の業績は、売上高が3004億6400万円(前年同期比12.6%増)と過去最高となり、利益面は、テーマパーク事業が好調で営業利益422億8100万円(13.4%増)、経常利益417億9800万円(20.5%増)、当期利益238億9900万円(15.4%増)とそれぞれ過去最高となった。

東京ディズニーリゾート25thアニバーサリーが好調だったことに加え、東京ディズニーランドホテル、シルク・ドゥ・ソレイユシアター東京がオープンしたことなどに伴い売上高は増加。利益面は、2つの新規施設の開業前準備費用が増加と事業撤退に伴う事業整理損失引当金繰入額を特別損失に計上したものの、テーマパーク事業が好調であったことなどから最高益となった。

テーマパーク事業は、入園者数、ゲスト1人当たり売上高ともに前年同期を上回り売上高2360億2600万円(10.4%増)、2008年3月に実施した時給改定や労働時間の増加に伴う準社員人件費の増加、25周年に伴う販促活動費など固定経費の増加はあったものの、営業利益369億200百万円(16.6%増)となった。

ホテル事業は、東京ディズニーランドホテルがオープンし、好調に推移したが、開業前準備費用が増加したことなどから、増収減益となり、売上高350億5100万円(36.3%増)、営業利益55億7200万円(5.9%減)だった。

ディズニーストアなどのリテイル事業は、客数が減少したものの、商品原価率の改善に努め、売上高119億8300万円(6.1%減)、営業利益3300万円(1億1200万円の改善)。

通期の売上高は、3852億4000万円(12.5%増)と過去最高となる見込みで、営業利益は、372億円(19.4%増)、経常利益359億4000万円(30.6%増)、当期利益は208億2000万円(41.3%増)と増益を見込んでいる。

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