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キャンドゥ/既存店売上高下げ止まるも営業利益60%減

2009年01月18日 / 決算

キャンドゥが1月16日に発表した2008年11月期決算によると、売上高は632億4800万円(前年同期比4.9%減)、営業利益3億1500万円(60.9%減)、経常利益4億2300万円(55.3%減)、当期利益9900万円(前期は9億9800万円の当期損失)の減収減益となった。

同期は、新規出店を抑制し、売れ筋アイテムの計画的な導入とフランチャイズ店、小型直営店を対象とした共配システムの稼動、店舗運営の基本などの施策で既存店利益の回復に注力した。既存店売上高は想定した回復には至らなかったものの、下期には月次の前年比が100%をはさむ水準で推移し、下げ止まった。

売上総利益率は、昨年からの原材料価格高騰が顕在化したことなどで低下した。販売費・一般管理費は抑制されたが、売上高対比の比率では上昇した。このほか、連結子会社のル・プリュの解散に伴う特別利益が計上されている。

出退店状況では、出店は42店舗(直営店28店舗、フランチャイズ店14店舗)を出店し、当期末現在の店舗数は808店舗(直営店568店舗、フランチャイズ240店舗)体制となった。

通期の業績予測は売上高682億6000万円(7.9%増)、営業利益11億8000万円(273.8%増)、経常利益12億4000万円(192.7%増)、当期利益3億1500万円(217.1%増)と増収に転じる見通し。

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