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サンリオ/欧州地域の大幅な増収増益で、当期利益62.7%増

2008年10月30日 / 決算

サンリオが10月30日に発表した2009年3月期中間決算によると、売上高は344億7100万円(前年度同期比22.2%減)、営業利益は32億2400万円(15.6%増)、経常利益は30億7000万円(29.7%増)、当期利益は11億7100万円(62.7%増)と増益となった。

売上高344億7100万円のうち、国内の売上高はキャラクター商品の取引形態をロイヤリティ形態に一本化したことから242億円(29.0%減)、海外売上高は欧州地域の大幅な伸びで102億円(0.4%増)となり、海外売上高比率は29.7%。

また、営業利益は好調な欧州地域の大幅な増収増益に加えて、国内でも回復基調となったことから32億円(15.6%増)。

一方、経常利益は、決済レートが取引レートより円安になったことから為替差益が生じたことで営業外損益が改善して30億円(29.7%増)。税金など調整前四半期純利益は、投資有価証券の減損と当期から棚卸資産の評価に原価法(収益性の低下による簿価切り下げの方法)を適用して評価損を計上したことから24億円(30.2%増)となり、当期利益についても11億円(62.1%増)。

なお、通期の見通しは、売上高は704億7600万円、営業利益は76億8500万円、経常利益は69億1800万円、当期利益は31億6500万円となる見通し。

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