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ジョイス/経常利益5割増、当期利益2倍に

2009年10月06日 / 決算

ジョイスが10月6日に発表した2010年2月期第2四半期業績(非連結)によると、売上高235億7400万円(前年同期比10.9%減)、営業利益5億200万円(24.1%増)、経常利益6億9300万円(51.4%増)、当期利益4億1700万円(109.0%増)となった。

日常生活に必要な商品を中心に約1700品目の商品を「家計応援価格」として選定し、値下げを実施した。対象商品は月ごとに見直しを図っている。主に生鮮部門の鮮度や品ぞろえ、作業改善と在庫の適正化を目指し、発注システムと物流体制の見直しを図った。

5月に「ジョイフルタウンみたけ」(岩手県盛岡市)のテナント編成を充実させ、利便性向上と充実度を増した商業施設を目指し、グランドオープンした。不採算事業の見直しとして、7月までに衣料部門からの撤退と雑貨部門の縮小を実施し、食品スーパーマーケット事業への経営資源の集中を進めた。

一部店舗では、深夜の営業体制を見直し、営業時間を短縮したほか、8月には「ジョイス萩荘店」(岩手・一関市)を閉鎖した。全社的なコスト削減については、組織的に費用項目ごとに内容の検証を行い、経費全体の見直しを行った。

売上高は、衣料部門からの撤退や雑貨部門の縮小、一部店舗での営業時間の短縮などにより減少。荒利益率の改善やコストの削減の効果によって増益を達成した。

通期の業績予想は、売上高466億8000万円、営業利益7億円、経常利益9億8000万円、当期利益5億6000万円の見通し。

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