流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





スターバックス/営業利益65%増、販管費率63.9%達成などで

2009年08月11日 / 決算

スターバックスコーヒージャパンが8月11日発表した2010年3月期第1四半期業績によると、売上高238億8000万円(前年同期比2.3%増)、営業利益20億3300万円(65.8%増)、経常利益21億1700万円(69.0%増)、当期利益9億3800万円(49.8%増)となった。

新商品については、ビバレッジでは昨年度の新商品で人気を博した「コーヒー ジェリー フラペチーノ」を中心に、「ダーク モカ フラペチーノ」や「ダーク モカ & ベリー フラペチーノ」が、フードでは朝食向けのホットサンドイッチ「コーンバンズ ツナメルト」や「コーンバンズ ソーセージ&エッグ」が好評だった。

店舗展開については、出店立地の選別を強化しつつ、「新宿マルイ本館2階店」のようにコーヒーの専門性を深めた店舗などを出店。20店舗の新規出店(うちライセンス2店舗)、2店舗の退店を行い、店舗数は872店舗(うちライセンス30店舗)となった。

厳しい経済環境に加えて、5月の新型インフルエンザの影響で取引件数が伸び悩み、既存店売上高は対前年同期比5.5%減となったが、継続的な新規出店により全体では増収となった。

売上総利益は172億9100万円(5.7%増)と、前期に比べて9億3300万円の増益となり、売上総利益率は72.4%(2.3ポイント増)となった。価格改定の効果による改善や円高に伴う為替レート変動が有利に働いたことによるもの。

営業利益は8億600万円の増益。売上総利益の増加や業務効率化による経費節減に引き続き努めた結果、販売費・一般管理費率が63.9%(0.9ポイント減)となったことによる。経常利益は8億6400万円の増益、当期利益は3億1200万円の増益となった。

通期の業績予想は、売上高970億円、営業利益38億円、経常利益40億円、当期利益18億円の見通し。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧