三井不動産/渋谷区「宮下パーク」に食・エンタメの新区画10/11オープン
2025年09月18日 15:39 / 店舗
三井不動産は10月11日、東京都渋谷区の複合施設「MIYASHITA PARK(ミヤシタパーク)」のリニューアルに伴い、食とエンターテインメントが融合する新区画「Park in Park」を開業する。
ミヤシタパークは、渋谷区との官民連携事業として、渋谷区立宮下公園・商業施設・ホテルが一体となった新しい形のミクストユース型施設。このうち商業施設部分の「RAYARD MIYASHITA PARK」は、高感度なファッションブランド・飲食・カルチャーなど幅広い店舗がそろう、渋谷エリアの多様な価値観・トレンドを発信する役割を担っている。
今回のリニューアルは、多様なサービスを掛け合わせることで施設の価値を最大化する「コマーシャル・サービス・プラットフォーマー」戦略の一環で行うもの。「体験型メディア」への進化を目的とし、新たなビジネスモデルの構築を目指す。
新区画「Park in Park」は、南街区1階にオープン。飲食エリアとギャラリーエリアで構成され、文化や人が自由に交差する唯一無二の「たまり場」として開く。
飲食エリアは、半地下酒場など渋谷区を中心に飲食店を複数展開している今添笑店の今井洋氏が手がける。
ギャラリーエリアは、大型イベントから日常的なイベントまで柔軟に幅広いイベントが開催できる空間となり、外装には、約13m×3mの看板を設置。イベントの発信やアート活用を予定しているという。
新区画の開業に合わせ、施設内外に59面のデジタルサイネージも順次新設する(9月~26年2月)。これらを有機的に連動させ、コマーシャル・サービス・プラットフォーマーとして幅広く価値提供することにより、施設全体で新たな文化を発信。来街者や地域住民に新しい情報や体験価値を提供する施設へと生まれ変わる。
第1弾の取り組みとして、世界的ロックバンドOasisの来日公演(10月25日・26日)に合わせ、日本で唯一の「Oasis Live ‘25 Tokyo Fan Store」が同区画に出店。区画内のポップアップショップに加え、各所でのフォトスポットやサイネージを活用した館内ジャックを実施する予定だ。
■Park in Park
所在地:東京都渋谷区神宮前6-20-10他 RAYARD MIYASHITA PARK
営業時間:11時~23時
飲食プロデュース:今添笑店
区画プロデュース:AMBIE/ノット
デザイン・基本設計:鈴木工藝社
実施設計・監理:スペース
企画提案・デザイン監修:日建設計
施工:竹中工務店/スペース
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