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ノエビア/中価格帯の化粧品需要減少などで売上高6.6%減

2009年07月25日 / 決算

ノエビアが7月24日に発表した2009年9月期第3四半期決算によると、売上高は427億8600万円(前年同期比6.6%減)、営業利益43億8900万円(24.2%減)、経常利益47億4200万円(23.8%減)、当期利益23億9100万円(25.3%減)となった。

事業別売上高は、化粧品事業が298億4300万円(売上高シェア69.7%)、医薬品事業は52億1700万円(12.2%)、食品事業は57億2100万円(13.4%)、その他の事業は20億300万円(4.7%)。

事業別の概況では、化粧品事業で美容液の新製品を発売。サナブランドでも豆乳イソフラボンシリーズが売上に貢献し、にきびケアの新製品の拡販を実施した反面、中価格帯の商品需要が減少した。営業利益は58億4200万円だった。

医薬品事業では、医薬品ドリンクの売上が貢献した。ただし、営業損失は3億4500万円となった。

食品事業ではサプリメントをリニューアルし発売したほか、「ダイエットリゾット」を新発売した。常盤薬品工業のドリンク剤も前期同様売上に貢献した。しかし、その他商品の売上高が減少し、営業利益は4億5300万円だった。

通期は夏商戦の高級化粧品拡販などで売上高588億円(0.2%増)、営業利益47億円(16.3%増)、経常利益52億円(14.5%増)、当期利益23億円(21.7%減)を見込んでいる。

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