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ファーストリテイリング/国内外とも好調で、当期利益は37.0%増

2008年10月14日 / 決算

ファーストリテイリングが10月9日に発表した2008年8月期(2007年9月~2008年8月)の決算は、売上高は5864億5100万円(前年比11.7%増)、経常利益は856億9800万円(32.7%増)、当期利益は435億2900万円(37.0%増)と増収増益となった。

国内ユニクロ事業では、シーズンごとのキャンペーンなどの販促活動が功を奏し、ヒートテック、プリントTシャツ、ドライ商品、ブラトップなどの人気商品の売上が好調で、売上高は前年度を上回った。

値引き販売のコントロールの強化や、各シーズンで商売の早めに立ち上げを成功したことなどにより、売上高総利益率も大幅に改善し、新たに直営店56店舗を出店し、46店舗を閉店し、店舗総数は直営店740店舗。

なお、海外ユニクロ事業では、通期で初めて営業損益が黒字となり、米国では、ニューヨークグローバル旗艦店の業績が順調に推移し、赤字幅を大きく縮小し、英国では2007年11月にロンドン オックスフォードストリートにヨーロッパで初となるグローバル旗艦店をオープンした。

また、中国、香港、韓国でも積極的に出店を進めており、それぞれ売上高、営業利益ともに前年度を上回った。

来期の見通しでは、国内で大型店の出店を積極的に進め、海外でも世界の主要都市に旗艦店を出店し、売上高は6200億円、経常利益は930億円、当期利益は480億円。

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