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ブックオフコーポレーション/大幅な減益、当期損失800万円

2008年11月13日 / 決算

ブックオフコーポレーションが11月12日に発表した2009年3月期第2四半期決算によると、売上高は265億1500万円(前期比8.2%増)、営業利益3億9800万円(66.6%減)、経常利益4億9300万円(60.7%減)、当期損失800万円(前期は4億2000万円の当期利益)と増収減益となった。

事業別の概況は、ブックオフ事業の売上高が215億5500万円(6.8%増)と増収を確保。同期の出店はグループ直営店10店舗、フランチャイズ加盟店15店舗の計25店舗。閉店はグループ直営店7店舗、フランチャイズ加盟店12店舗の計19店舗だった。大型店の新店が好調に立ち上がり、客数も前年同月比で増加に転じた。オンライン事業も下期単月黒字の計画に向け堅調に推移したという。

キッズ・婦人服事業の売上高は16億8200万円(2.7%増)。出店はグループ直営店3店舗、閉店は直営店6店舗。昨年度売上が大きかった中古劇場大井町阪急館内の2店舗撤退での減少を新店売上が上回り増収となった。

TSUTAYA事業の売上高は12億1100万円(50.5%増)。出店はワイシーシーからの店舗譲受などで23店舗増加したが、同期に出展効果は現れず今期に持ち越しとなった。その他事業は、売上高20億6400万円(9.4%増)となった。出店は9店舗、閉店は2店舗で、スポーツ業態や貴金属業態の店舗を出店したこと、輸入古着業態のの大型店を中古劇場渋谷センター街館に出店したことなどで増収となった。

通期は、ブックオフ事業の順調な進捗などで特に業績予測は修正していない。通期の売上高は605億円(19.8%増)、営業利益24億円(1.2%増)、経常利益26億円(1.1%減)、当期利益9億5000万円(9.1%増)と増収増益に転じる見込み。

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