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ブルーグラス/カットソー不振で減収減益、売上高14%減

2008年10月10日 / 決算

ブルーグラスが10月8日発表した2009年2月期中間期決算によると、売上高は131億7900万円(前期比13.8%減)、営業損失1億2400万円(前期利益3億8800万円)、経常損失6200万円(前期利益4億4600万円)、当期損失1億9700万円(前期利益1億1500万円)の赤字決算となった。

ゴールデンウィーク後半から主力商品のカットソーが失速し、売上高に影響した、売上高減少に伴い荒利益高も減少し、8月は季節商品の値引き販売で荒利益率が低下。利益計画を修正し、投入人時計画の見直しなど経費削減に取組んだが営業総利益下落をカバーするまでには至らなかった。

部門別の状況では、アパレルMD事業でカットソーの不振集客の伸び悩みなどで売上高が減少。不採算店舗の閉店を進め、「ビザッズ」を12店舗、「オールインオール」7店舗を閉店し、中間期末店舗数は304店舗に集約された。これらの結果売上高は58億7600万円(23.4%減)となった。

ヤングブランド事業もカットソーの失速で売上高は前年を下回った。同期は「ヴァンス」2店舗を新規出店する一方、「サリーズ」3店舗を退店し65店舗体制にした。売上高は22億5800万円(0.8%減)と横ばいで推移した。

ライフスタイル事業では「エル・ビー・シー」の積極的出店策が奏功し、既存店売上高も堅調に推移。エル・ビー・シー売上高は16%増と伸長。反面、「ボザール」の立地別の品揃えへの対応不足などにより、売上高は50億4400万円(5.5%減)となった。

通期の見通しは、売上高263億円(11.2%減)、営業利益2億5000万円(60.0%減)、経常利益3億5000万円(52.5%減)、当期損失9000万円(前期利益2億1300万円)を見込む。

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