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ブルーグラス/第1四半期の売上高18%減

2010年07月01日 / 決算

ブルーグラスが7月1日に発表した2011年2月期第1四半期決算によると、売上高は47億4300万円(前期比18.5%減)、営業利益100万円(前期は5億8400万円の営業損失)、経常利益3700万円(5億4800万円の経常損失)、当期損失1600万円(3億7100万円の当期損失)となった。

ヤングブランド事業は、サリーズ業態で販売効率向上の取組を進め、既存店ベースでは客数、客単価ともに前年を上回った、ヴァンス業態は回復が遅れ、MDの見直しを進めた。

ライフスタイル事業では、自社開発商品の構成拡大やボザール業態からエル・ビー・シー業態への業態転換などの取組が順調に進み、既存店売上高は回復基調となった。ビザッズ業態では低価格戦略品の展開を拡大し、客数の増加につながった。これらの取組で客単価の低下が継続したものの、既存店客数は0.6%増と前年を上回った。

営業総利益は、前期からの在庫高の圧縮や自社開発商品の構成拡大の取組で、予定通りの荒利益率を確保した。また、販管費も投入人時のコントロールなどに努め、6億4400万円を削減した。

第1四半期は12店舗を出店し、赤字店舗を優先とした不採算店舗26店舗を退店。国内店舗数は400店舗となった。中国事業では、店舗の採算性と将来性を再評価した結果、常州店を4月、南京店を6月に退店し、残る北京店と成都店に経営資源を集中することにした。

通期はコックスを存続会社とする合併を予定しているため、業績予想を公表していない。

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