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プレナス/第1四半期は売上高1.1%減も営業利益21%増

2009年07月13日 / 決算

プレナスが7月13日に発表した2010年2月期第1四半期決算は、売上高298億2500万円(前年同期比1.1%減)、営業利益14億4800万円(21.1%増)、経常利益15億3900万円(18.2%増)、当期利益8億500万円(16.9%増)となった。

新規出店を50店舗、退店を16店舗行い、店舗数は2481店舗となった。改装・移転では25店舗で実施し、経営委託制度(パートナーチェーン制度)による直営店の移管を引き続き推進した結果、75店舗増の670店舗となった。

部門別の概況では、持ち帰り弁当事業で原料安・原油安の価格への反映を進め、今年4月に定番人気商品を値下げした。

また「手軽さ」、「軽めの食事」、「食事時以外の時間帯」の需要を取り込むため、「おにぎりサンド」や「フライドポテト」など、新しい食事スタイルを提案する商品を開発・発売。客層の拡大を図った。

スポーツ大会などイベント時の大口注文の獲得のため、専用コールセンターや専門の担当部署を設置。今まで十分対応できていなかったシーンの需要に対応する。

店舗展開では、未出店地域を中心に新規出店を49店舗、退店を15店舗行った結果、店舗数は34店舗増加し、2310店舗となった。改装・移転は21店舗で実施。同事業の売上高は256億2800万円、営業利益は12億6100万円となった。

定食事業は、定食メニューを手軽な価格で提供すること、季節感のある美味しいメニューを開発・発売することに加え、店舗のQSCレベルの向上に取組んだ。既存店売上高は0.9%増となり、店舗展開では出店・退店を1店舗ずつ行い店舗数は152店舗となった。改装は4店舗で実施した。定食事業の売上高は37億5000万円、営業利益は2億2000万円となった。

その他事業では、MKレストランで消費者ニーズに対応したメニューの充実・リニューアルを実施し、新規顧客獲得のための営業活動とQSCレベルの向上などに注力。既存店売上高は6.2%増を確保した。同事業の売上高は4億4600万円、営業利益は1100万円となった。

通期は売上高1292億円(7.8%増)、営業利益70億円(21.5%増)、経常利益73億2000万円(19.5%増)、当期利益40億6000万円(27.8%増)を見込んでいる。

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