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プレナス/出店増でも営業利益15%増

2009年10月13日 / 決算

プレナスが10月13日に発表した2010年2月期第2四半期決算によると、売上高は599億1300万円(前年同期比0.1%増)、営業利益28億6900万円(15.2%増)、経常利益30億円(8.4%増)、当期利益15億6000万円(0.2%増)となった。

事業別の概況では、持ち帰り弁当事業で原料・原油の値下げを顧客に還元するため、定番人気商品を値下げした。また、新商品「おにぎりサンド」の開発や、フライドポテトなど再度メニューを発売した。また、イベント時の大量発注確保のため、専用のコールセンターや部署を中心に営業活動に注力。

店舗面では、未出店地域に110店舗を出店する一方、35店舗を閉店し、店舗数は75店舗純増の2351店舗となった。改装・移転は46店舗で実施。経営委託制度の直営店の移管では、121店舗増加し716店舗となった。売上高は514億6700万円(0.3%増)、営業利益は25億8000万円(15.0%増)の増収増益となった。

定食事業では、季節感や郷土料理を取り入れたメニューの開発・提供などを行った。また8店舗を出店し2店舗を閉店したため、店舗数は158店舗となった。定食事業の売上高は75億4900万円(4.2%増)、営業利益は3億6500万円(20.7%増)となった。

その事業では、MKレストランが顧客ニーズに対応したメニューの充実化とリニューアルを行い、新規顧客獲得の営業活動やQSCレベル向上にも取組み、既存店売上高前年比は5.0%増を確保。前年度まで行っていたユニフォームなどの衣料販売を終了したため、売上高は8億9600万円(30.6%減)、営業利益は2200万円(37.3%減)となった。

通期は売上高1245億円(3.9%増)、営業利益70億円(21.5%増)、経常利益73億2000万円(19.5%増)、当期利益40億6000万円(27.8%増)を見込んでいる。

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