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モスフードサービス/割引クーポンの影響で当期損失は1億8000万円

2008年11月12日 / 決算

モスフードサービスが11月10日に発表した2009年3月期第2四半期決算によると、売上高は298億5300万円(前年同月比6.6%減)、営業利益は6億1200万円(105.3%増)、経常利益は6億800万円(18.5%増)、当期損失は1億7900万円(前年同期は1億2300万円の損失)となった。

モスバーガー事業では、新商品の投入やご当地メニューのキャンペーンが好評であり、ミスタードーナツとの共同プロジェクト「MOSDO!」第1弾として「ホットチキンバーガー」キャンペーンを実施した。しかし、同社初の割引クーポンとスタンプカードを集中的に実施したことで、既存店の売上高は前年同月比比5.4%減と減少した。

一方で携帯サイトのメール会員数は120万人を超え、キャンペーン情報の発信などのきめ細かい対応に寄与している。

店舗数は、出店17店舗に対し、閉店は38店舗で、総店舗数は1352店舗。また、海外展開では、台湾では140店舗、シンガポールでは20店舗、香港では7店舗、タイでは3店舗を出店しており、今後は新たにインドネシアに進出していく。

このため、モスバーガー事業の売上高は273億800万円、営業利益は7億3700万円。

通期の見通しでは、売上高は610億円、営業利益は11億円、経常利益は9億円、当期損失は6億円を見込んでいる。

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