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モスフードサービス/第3四半期は売上高3%減、通期は上方修正

2009年02月11日 / 決算

モスフードサービスが2月9日に発表した2009年3月期第3四半期決算によると、売上高は459億5600万円(前年同期比3.0%減)、営業利益13億5000万円(106.7%増)、経常利益14億4000万円(27.7%増)、当期利益1億1300万円(11.1%減)となった。

11月26日に原材料費高騰傾向を受け、価格の値上げを実施したため既存店販売は、反動の減収を記録した。

出退店状況は、出店23店舗に対し閉店49店舗で、期末店舗数は1347店舗だった。海外では台湾が14店舗増の146店舗、シンガポール21店舗、香港が3店舗増の9店舗、タイが2店舗増の5店舗体制となりインドネシアにも1号店を開設した。

モスバーガー事業の売上高は421億4200万円、営業利益は15億600万円となった。その他、マザーリーフ・ステファングリル事業はマザーリーフ/カフェレジェロが1店舗減の29店舗、ステファングリルが3店舗減の8店舗となった。トモスの運営するちりめん亭は新業態としてつけ麺屋麦亭として1号店をオープンし、期末店舗数は1店舗減の64店舗。四季菜の運営するAEN事業は4月から羽田空港で弁当の委託販売を開始。6-7月に横須賀、幕張に1店舗ずつを開店し、期末店舗数は10店舗となった。

シェフズブイの運営するchef’sV事業は、3店舗のまま推移。その他飲食事業の売上高は33億2500万円、営業損失は3億2600万円となった。

通期の業績予測は、エリア別キャンペーンの好調やクリスマスキャンペーンの健闘、新商品の売上増などから上方修正した。修正後の売上高は610億円(5月時点の予測より変更なし)、営業利益14億円(27.3%増)、経常利益15億円(66.7%増)、当期損失3億(6億円の当期損失)と増益の見込み。

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